街でこんな方を見かけたら

 アームレストを持って左右に少し開く。必ずブレーキのかかっている状態でやること。  シートの左右のパイプを内側の斜め上より下へ押して完全に広げる。
※手をはさまないようにね!

1.ブレーキを完全にかけて左右のフットレストをあげる。 2.シートの前後の中央を持ち、上へ引き上げる。 3.アームレストを左右から寄せて、完全に折りたたむ。

 

 ハンドグリップをおしさげ、ステッピングバーをふみ、キャスターをもちあげる。

キャスターを段にのせてください。

後輪をのせ乗り越える。

 

  

1.後輪をそっとおろす。

2.前輪が段差にかかる手前でキャスター上げをして少し後方へ引く。 3.フットレストが段差に当たらないようにそっとキャスターをおろす。
 

1.ハンドグリップをおしさげ、ステッピングレバーをふみ、キャスターをあげる。 2.みぞをこして、そっとキャスターをおろして通過。  ※みぞぶたに、キャスターがはさまらないように。
 

 

1.キャスターを少し上げ後ろに重心をおいて降りる 

2.後ろ向きにゆっくりおりる。

 

 キャスターを上げ、バランスをとりながら、押していきます。
 

<2人のとき> <3~4人のとき>

1.前の人はフットステップの金具を持ち、後の人はハンドグリップを持ち、水平にして持ち上げる。 2.大車輪を階段にのせたまま一段ずつずらすようにして昇降する。 3.車いすを上段に向け水平に保ち、動かない部分を持ち上げる。
 

(危ないので十分注意して)

1.エスカレータにはキャスターをのせて、エスカレータの動きに合わせて進みます。 2.背もたれにくっついて、大車輪を安定させる。 3.エスカレーターのおわりはキャスターを少し上げ、くし板につまづかないようフロアーに移る。
 

(車いすへの乗り移り、長い階段など)

<1人のとき>
1.ブレーキをかけ、フットレストの間に左足を入れ体を近づける。 2.腰を十分におとし、背中をおしりに手を回す。

3.抱きかかえ、ひきつける。

<2人のとき>

1.両側からはさむように背中とおしりを手に回す。

2.抱きかかえて、ひきつける。

街で手足の不自由な方を見かけたら・・・


(1)  車いすの方が街で困っていたら、まず、声をかけてみましょう。
   一人で手伝うのが無理だったら、通りがかりの人に協力を求めます。

(2)  階段で車いすの上り下りを手伝うには、二、三人がかりで呼吸を合わせて静かに持ち上げます。
   上りは前向き、下りは後向きで、車いすに乗った方が落ちないように気をつけます。

(3)  足の不自由な方には、松葉杖の人、義足(外から見えないこともある)の人など、いろいろな状態の人がいます。
    これらの人たちは、乗り物で大変困っています。シルバーシートでなくても、席をゆずる優しさがうれしいものです。

(4)  雨の日は松葉杖の人が一番困る日です。傘はさせないし、足元はすべる危険があります。
   松葉杖の人にはぶつからないように、そして、隣に松葉杖の人がいたら守ってあげましょう。

(5)  松葉杖の人は階段や段差で困ることが多いです。
   腕を貸せばあがれる人、それではかえって上がれない人などいろいろありますから、どうしたらよいか、良く聞いてあげてください。

(6)  手足の不自由な人を街でみかけても、すぐ手を貸す必要はないのです。困っているときや援助を求められたときに、はじめて手を貸してあげてください。不自由な人たちは人に迷惑をかけるのをとても心苦しく思うのです。こまやかな心づかいが必要です。

街で視覚に障害をお持ちの方を見かけたら・・・

(1)  挨拶するときは、見える人の方から先に声をかけてください。次いで握手をしてください。
それによって相手はあなたの身長その他もろもろを察知して親近感をもちます。

(2)  目の不自由な人の中には、全盲と弱視の方がいて、お手伝いの必要はそれぞれに違います。
何が必要か率直に聞くことが大切です。

(3)  街角で白い杖の人が立ち止まって考えこんでいるのは、方角が分からなくなってしまったときに多い姿勢で、SOSの合図です。
方角や場所を教えてあげるときは左、右、前、後とか、何歩、何メートルの所と正確に言ってください。

(4)  案内するときは、白い杖の反対側に立って腕を貸し、目の不自由な方の半歩前を歩きます。

(5)  階段やエレベーターでは、上がるか降りるかはっきりと説明することが大切です。

(6)  お茶や食事のときは、最初並べられた食器などの位置と内容を小声ではっきりと説明してください。
物の位置は、時計の針の位置で言うと分かりやすいです。(これは食事のときに限りません。)人によっては、手で確認するお手伝いも必要です。

(7)  主人を案内しているときの盲導犬は緊張しています。急に盲導犬に向かって呼びかけてはいけません。主人に声をかけてから、盲導犬に接しましょう。

街で聴覚に障害をお持ちの方を見かけたら・・・


(1)  耳の不自由な方といってもさまざまです。全くきこえない人、難聴の人。
   事故や病気で耳が不自由な方は、言葉を話せますが、生まれつき耳の不自由な方は言葉が不自由です。

(2)  意外と知られていないことですが、耳の不自由な方には話好きな人が多いのです。
   話す意志さえあれば、方法はいろいろあります。まず、心を開いて話しかけてください。

(3)  耳の不自由な方との会話の方法には、まず、口話法があります。これは、現在、聾学校で教育しているもので、口の動きを読みとる方法です。
   ジェスチャーを交えながら、正面から、口をやや大きく開いて、はっきり、ゆっくり話してください。

(4)  手話法は、耳の不自由な方たちの間で自然発生的に生まれた手まね身ぶりの会話法です。最近は、あちこちで手話講習会が開かれていますので、機会のある方は手話を学んでみてください。

(5)  筆記法は、てのひらや紙に文字を書いて読み合う方法です。多少時間がかかりますが正確です。

(6)  要約筆記は、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使い、会議などで話の内容を要約して、直接画面に映し出すもので、伝える量と表現がひろがります。

(7)  道路を歩くとき、背後からの音がきこえない。病気のとき、病院の窓口などで立ち往生してしまう。急用のとき、電話が使えない。
   このようなときに、耳の不自由な人は一番困っているのです。

街で脳性麻痺の方を見かけたら・・・


(1)  脳性麻痺といっても、障害の現れる型や障害の現れる部位によって10種類にも上る状態があって、一律にはとらえられないことを理解することがまず必要です。

(2)  アテトーゼ型という脳性麻痺の方は、言語の障害に加えて顔の表情や顎、手、足などの不随意運動のために、自分の意志を相手に伝えられないことや、自分ではそのつもりもないのに他人の感情を損なう動作をしてしまうことがあることを理解してあげてください。

(3)  脳性麻痺の方に接する場合、たとえば視線が上から下を見下ろす形になると威圧的になったりして、意志を適切に伝えられなくなることにもなるので、視線を相手と同じ高さにして、相手と溶け込むような心をもって接することが大切です。

(4)  脳性麻痺の方の話を聞く場合には、言葉の一つ一つをかみしめるような聞き分け、その意味を相手と同程度に理解すること。また、言葉が分からない場合には、筆談や介添人を求めるのではなく、何度となく聞き返すことが大切です。

(5)  話の内容を理解できない時は、相手の方にメモを取ることを承諾してもらってからメモをとり、その意味を理解するとよい。相手の言葉が分からないまま、言葉の先取りをすることは相手の方を傷つけることになりかねないので、極力さけましょう。